プロジェクトがうまく行ったな、と思うときどういう要素があるのかなと雑に考えたメモ
ドメイン理解ができている
周辺のドメイン理解を深めたり、ヒアリングや適切なフィードバックを受けることで作るものが全く検討違いにならないようにする。検討しすぎも注意で、デリバリーも大事なので100点を目指さず60〜80点くらいを目指すバランス感覚も大事。
デリバリーを概ね納期通りに完了させる
デリバリーが大幅に遅延してしまうと、そのプロジェクトへの期待感が下がってしまうような感覚がある。メンバーの士気も下がるだろうし、全体的に熱量が下がってしまう感じ。リリースというのは成果物を公開することによる期待値調整の意味もあるので、多少品質が悪くても早めに出すことで「あのプロジェクトの人達何してるの?」感もなくなるし、フィードバックを早く受けれるようになり、改善サイクルをより回すことができる。
リリース後のマーケティングができている
リリースしたあとにその機能やサービスを全員使ってくれるかと言うとそうではない。機能・サービスの啓蒙やユースケース(=使ってくれた人の成功体験)の共有を根強くやっていかないと使ってくれない。
特にユースケースの共有は机上ではない現実的な成功体験なので利用者もイメージが湧きやすく、体験した人は自己肯定感が上がり、共有された人もワクワク感があるのではないかなと思ったりする。
ということで、技術力というのは実はファクターとしてはそこまで大きくないのではないのかなと思ったりした。いや、もちろん技術が無いとデリバリーできないし、プロジェクトの後の別のデリバリーの速度が落ちたりするわけで大事なんですけど。ドメイン理解とリリース後のマーケティング・セールスもそれ以上に大事ですよね、みたいな。