自分が今までオンボーディングを受けてきた中で、受け入れ側が「良いオンボーディング」をするために具体的に何をしたら良いんだろうかみたいな駄文を書く。なお、自分は受け入れ側で全然できていない感じがする…w
チームで顔合わせする
初日に顔合わせの時間(自己紹介などの時間)をしっかり取る。大事なのは「顔合わせ」することなのでMeetやZoomでちゃんと顔出しする。顔や話し方を見ないと人となりがわかりづらくてコミュニケーションしづらいんですよね。そういう意味でもできればオフラインが良いと思う。
初日以外でもチームのデイリーMTGや振り返りMTGなどは積極的に参加してもらったほうが良い。アンチパターンとしては「あの人は入社したてなのでMTG入ってもしょうがないので参加しなくて良いよね」みたいなムーブはしないほうが良い。
初日/初月にウェルカム感を出す
ジョインした直後は色々不安になっている。人間関係うまくいくかなぁとかドメイン知識無くて何言っているかわからないとか、総合的にマッチする環境なのかなぁとか。そんな中、入社おめでとう感を出してもらえると新入社員としては安心する。今までの会社だと
- ウェルカムバルーン(風船に名前が書いてある)
- ウェルカムランチ(チームメンバーや新入社員同士とのランチ。あとはメンターとご飯に行ったり)
- 1on1リレー
をやっていることが多い。ウェルカムランチは1on1よりもカジュアルに雑談や仕事の相談とかもできるので結構良いなぁと思ってる。バルーン用意するのは面倒かもしれないけどウェルカムランチは予定抑えるだけだからすぐできると思うし。
Good First Issue をやってもらう
前述の通りジョインした直後は貢献していけるのか不安になるので、少しでも早く貢献してもらってチームの一員になったということを実感してもらうのが良い。
内容としては文言変更のレベルで良い。文言で検索して直すだけでよく、影響範囲も少ない、切り戻しもしやすい、UI変更なのでテストしやすい・わかりやすいのがメリット。開発環境が整っていなくても文言変更だけであれば何とかなる。
できれば社員研修を除いた初日にリリースしたい。そのためにもローカル開発環境を整えて簡単に環境立ち上げ・開発できるようにしておきたいし、CI/CD環境を整えて簡単にリリースできるようにしておきたい。Good First Issueを提供するには定常的にタスクを棚卸ししておく必要もある。
ということで総合的に色々とできていないといけないんだが、仮にそういった環境がなかったとしても「早めに初回リリースしてもらう」意識はしておくと良い。基盤が整っていなくてもそういった姿勢が見えるとウェルカム感があって嬉しい。
プロアクティブにコミュニケーションする
タスクをやってもらうとき、なにかあればいつでも質問してください!という姿勢(PULL型)も大事なのだが、どちらかというと定期的にMeet/Zoomなどで時間を取って質問ありますか?どんな感じですか?みたいなPUSH型のコミュニケーションをするとやりやすい。シニアだからPULL型で質問してよ、みたいなのは気持ちはわかるし、まぁそうだよねって思うんだけど、それでも補助いただけると嬉しい。
あとやっぱ大体の人って忙しいので聞きづらいんですよ。どこに何のドキュメントがあるかもわからないし、初月は質問だらけになってメンターのタスクを止めてもらうことになるし。いや、それを理解したうえで質問しまくったほうがよいんだけど、メンター側がどう思っているかという不安はあるわけですよね、人間関係が構築できていないので。