ExactTargetのAPIを叩いてみたので備忘として残しておきます。REST APISOAP APIがありますが、今回はSOAP APIを使ってメール送信をしてみます。(現時点ではSOAP APIの方ができることが多いイメージ)

ExactTargetのSOAP APIのリファレンスは以下がオススメです。

AppCenterの設定

AppCenterのアカウントを持っていない場合は、作成する必要があります。AppCenter – Create Userからアカウントを作成します。アカウント作成後はAppCenterにログインして、アプリケーションを作成します。

まずAPI Integrationを選択します。

etmc-create-app1

アプリケーションの基本情報をテキトーに入力します。

etmc-create-app2

アプリケーションに紐付けるユーザアカウント(=ExactTargetの組織)を選択します。[Link to Account]ボタンをクリックするとExactTargetのログイン画面が表示されるので、ログインを行います。

etmc-create-app3

紐付けた後は、アプリケーションのアクセス権限を設定します。とりあえず全部チェックをつけておきました。

etmc-create-app4

作成が完了したらClientIDとSecretをメモります。

etmc-create-app5

Email Send Definitionによるメール送信

APIを使ってメールを送信するにはいくつか方法がありますが、今回はEmail Send Definitionを使って送信してみます。ユースケース的には対象のグループ(Data Extension or List)に対して、一括で送信するパターンになります。以下の手順になります。

  1. ExactTargetにログイン

  2. Subscriberの更新

  3. Data Extensionの作成

  4. Data Extensionにデータを入れる

  5. Data Extensionを使ってEmail Send Definitionを作成

  6. Email Send Definitionを使ってメールを送信

Data Extensionからメールを送信した場合、Subscriber Keyに該当するSubscriberが存在しない場合は自動的にSubscriberを作成してくれます。2回目以降はSubscriber Keyに紐づくSubscriberに対してメールが送信されますが、メールアドレスの変更があっても、Subscriberに対して自動で更新処理をかけません。なので、2回目以降の送信の場合は送信前に必ずSubscriberの更新を行う必要があります。

APIを叩く前に、事前にExactTargetのWebUIでメール(テンプレート)を作成しておきます。
ExactTargetにログインしたらメインメニューのメール>Emailをクリックします。

etmc-setting-home

次にメニューのコンテンツ>メールをクリックして、マイメールの[作成]>[テキストのみ]をクリックします。

etmc-setting-mail

メール名、メールの件名等をテキトーに入力します。

etmc-create-email1

Transactional Emailの場合は、以下の項目をメールに含む必要があります。

  • %%Member_Addr%%
  • %%Member_Busname%%
  • %%Member_City%%
  • %%Member_PostalCode%%
  • %%Member_State%%

Commercialの場合は上記項目に加えて、プロファイルセンターのURLが必要です。

  • %%profile_center_url%%

今回はTransactional Emailを利用するので以下のように作成します。

etmc-create-email2

ちなみに、必須項目が入っていない状態で[検証]をすると、以下のように怒られます。

etmc-email-verification-error

作成後はプロパティからIDを確認します。Email Send Definitionを作成するときに使います。

etmc-email-properties

あとはAPIを実際に叩いていきます。
認証のリクエストは以下のとおりです。最初の認証だけはRESTです。

成功時のレスポンスはこんな感じ

取得したトークンはSOAPヘッダのfueloauthの中に入れてください。

Subscriberの作成・更新は以下のとおり。メールアドレスだけ変更しています。また、SaveActionのUpdateAddはSubscriberKeyが存在すれば更新、存在しなければ新規作成、というアクションになります。SalesforceでいうところのUPSERTです。

Data Extensionの作成リクエストは以下のとおり。Subscriberの属性と同じ名前でフィールドを作成すると、メール送信時にSubscriberを自動で作成する際に項目値を自動でセットしてくれます。下の例だとDataExtensionにFullName項目を入れるとSubscriberの氏名項目にも値がセットされる、という感じ。

Data Extensionにデータを入れるリクエスト。以下では1レコードだけですが、Objectsの部分を複数にすれば一括で複数件作成できます。

Email Send Definitionの作成

ここで利用しているSendClassificationは 管理者>送信管理>送信分類で確認できます。

etmc-send-classification

今回は規定Transactionalを使うので、Default Transactionalの外部キー値を使います。

etmc-send-classification-transactional

Email Send Definitionの送信リクエストは以下のようになります。

Transactional Emailに必須な項目がメール内に記述されていない場合は、以下のエラーメッセージが返されます。

実際に作られるData Extensionはこんな感じ。購読者>データエクステンションで確認できます。

etmc-create-dataextension

格納されるレコードはこんな感じ。

etmc-create-data-to-dataextension

送信定義メールはこんな感じ。インタラクション>送信定義メールで確認できます。

etmc-create-emailsenddefinition

トラッキング>送信から送信ログを確認できます。

etmc-tracking-list

こんな感じで開封管理、不達管理やリンクのクリック状況等を確認できます。

etmc-tracking-detail