2013-10-13

PHPでforce.com Canvasを触ってみる

SaleforceでSummer13(?)で正式リリースされたWebアプリケーション統合機能のCanvasを触ってみた。

 

仕組みとか出来る事とかはこちらのリンクが詳しいです。

http://techblog.appirio.co.jp/2012/10/forcecom-canvas-12.html

http://www.terrasky.co.jp/blog/?p=1584

 

Webで調べるとほとんどがRubyとかJavaとかのサンプルだったので、あえてphpでサンプルを作成。

https://github.com/tzmfreedom/SalesforceCanvasSample/

 

ChatterAPIでフィード投稿するだけのかなり簡素なサンプルだけど、

force.com Canvas自体は署名したトークンとかのデータをiframeにPOSTして

アプリ内でPOSTされた署名データを復号化して正しいデータかどうかを検証して

OKだったらあとはそのトークン使ってREST API使ってねっていう機能なので

phpコードの大事なところは最初の20行くらい。

 

JavascriptからREST APIを使う仕組みはpostmessageで

親フレームのSFDCをプロキシとしてしているだけで、技術的には何も新しくない機能だと思ってる。

 

多分、出来るプログラマさん達はCanvasが出る前からこういうこと考えていたと思うし。

っていうか、むしろSOAP APIでも良いような気がする。

force.com Canvasが出来た技術的背景としてはHTML5の存在が大きいのかな。

VisualforcePageに2つ埋め込んで相互通信するとかもあんまりメリットを感じない。

 

一番のメリットはやっぱりChatterのパブリッシャーアクションとかで利用できるところかな。

 

とは言うものの、どういったアプリが出てくるのかは検討がつかない。

force.com Canvasで業務アプリ界のキラーアプリが出てくるのかなー。

 

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